お話続き

神戸市中央区の土地に新築一戸建を販売。
設計・構造計算担当 建築士:竹田 賢治氏
施工:コーヨーハウジング株式会社

今回は、ご縁があって、ご購入頂く方が決まりましたが、建売というお家がどのように完成するのか、ご案内を続けることになりました。

設計士・コーヨーハウジング代表・現場監督
家族が生活しやすい間取り図を一緒に検討してくれる女性モニターさん。
工事用の水道を使えるように作業してくれる人。
現場ではもっとも大切な工事の基礎やさん。
これからも、まだまだ、このお家が完成するまで、いろいろな
人の手が入ります。

いもと不動産という会社が建売をする。
試行錯誤もあるかもしれない。全てには、満足していただけない
ところもあるかもしれない。
ただ、お客様に提供出来るものが何であるか、
スタッフ全員で、知恵を絞り、他にない可能性と夢のある建売を
これからも、考え続けていきたいと思っています。
 
  

 
立派なRCの住宅です。
長い間の役割を終えて、解体されました。
 
まだまだ使えそうというお客様もありましたが、
残念ながら今回は新築住宅の販売なので、こちらは
長年の役割を終え、解体されます。
 
ご近所へのご挨拶や、現地調査。RCのお家は木造に比べて
解体するのが大変です。慎重かつ大胆に・・。
 

解体工事は高い技術が必要です。
お隣の壁と隣接しているので、本当に細心の注意が必要です。
 
 
 

スタッフ全員で参加の地鎮祭です。
土地の神様に感謝し、祈りを捧げます。
工事が無事に終わりますように、
新しくお住まいされる方が幸せに暮らせますように。
 


家族構成の変化に対応
3階建  延べ床面積:116.04㎡
床暖房標準仕様・1616の広々お風呂・広々LDK
 

 
3階のお部屋は子供たちへ、一人目から二人目に
お子さんが増えた時に壁を簡単に設置出来るような案です。

収納がないのは、最近の優秀な収納家具と机のセットも
置けるようにあえてフリーに。

1階の洋室は、ご家族が少し減った時に、大きな収納スペースへ。
家族全員の季節服や、普段のお風呂上がりの着替を。

「ただいまぁ~っ」って帰ってきたら大人も子供も1階で着替えて、
LDKへ集合です。
 


キッチンやインテリア関係も、女性の目線が生かせるようモニターに
なっていただいているお客様と打ち合わせをしています。


 
構造計算の打ち合わせもようやく終わって、地鎮祭の後、販売のお話が進む中、
今回、とても良い方にご縁があって、ご契約となりました。
末永く、快適に暮らして下さいますように・・。

夜遅く、現地を見に行ったら、車を降りた瞬間、
緑の、森の匂いに包まれました。 昼間にはそれほど感じられなかったの
ですが、緑多い山が近くにあるからなのか、本物の森林浴でした。
 
 調味料セットのような地面地質標本。本当にいろいろな調査があります。
以前、RCの3階建が建っていた地盤なので、しっかりしていると報告を受けます。
 
 

地質標本
 


地面から5.15m下の土。

 
 
さぁ。基礎工事がはじまります。
砕石(さいせき)
 

これが砕石です。
転圧(土を固めて)→砕石を敷き→土壌処理→防湿シートを張る。
これから、
シロアリが地面から住宅部分に上がらないようにする為に薬処理します。
そして、地面から湿気が上がってこないようにするのです。

砕石

画面左に大きなコンクリート出現。

コンクリートもキレイに撤去。

工事用の水道を使えるようにしてくれています。たくさんの人が、ひとつのお家を建てるのに、関わっています。

平成23年6月28日配筋検査です。
 

 さぁ。検査当日
 

建築士:竹田氏もしっかりチェック
 

U字に曲げられた鉄筋を使います。
住まいに安心を・・ひとつひとつ、人の手が積み重ねてゆきます。
 

鉄筋の位置がずれないように、 右手前の丸い道具(スペーサー)でコンクリートから鉄筋までの距離を一定に。
 

地鎮祭の際の鎮め物(しずめもの) を建物の中央に・・。
 

現場監督の手でしっかり心を込めて、現場の安全とお住まいされるお客様の安全を祈ります。
 

「住宅瑕疵担保履行法」により、保険会社の検査が義務付けられました。
今回は、兵庫確認検査機構さんにお願いしています。
予定時刻よりも早く検査機関の方が到着されたとかで、
私たちが到着した時には完了してしまっていました。
設計士&現場監督立ち会いの元、検査は無事完了。

木造3階建の配筋は、2階建てよりしっかりした配筋になっています。
 
続き・・